BO'S GLAD RAGS MID 1960s "Ontario Ferryman" Crew Sweater Brownie Black & Natural White
販売価格
21,780円(税込) 15,400円(税込)
セール期間
2024/01/08 0時~2050/01/07 0時
1960年代に行われた‟再発見”をテーマにしたセーター、‟フェリーマン”です。
5大湖の1つ、オンタリオ湖岸に‟ロチェスター”という街が在りますが、ここはかつて禁酒法時代(1920-33年)にはカナダから酒を密輸していた拠点の1つでした。
渡船業者は‟フェリーマン”と呼ばれていましたが、彼らもそんな密輸に関わっていたそうです。
時は変わって、1960年代中頃に盛んに行われた原点回帰や古い文化の再発見の運動の1つに、かつて1930年代に活躍し、既に引退して行方が分からなくなっていた偉大なブルースマンを探し出すという動きがありました。
そして1964年、ロチェスターで、‟ニューヨーク・セントラル・レイルロード・カンパニー”という鉄道会社にポーター(荷物持ち)として勤めていた‟サン・ハウス”が発見されたのです。
サン・ハウスは1930年代のほとんどをトラック運転手をしながら音楽活動をして過ごしましたが、その後行方が分からなくなり、1942年にミシシッピ州で発見されてレコーディングを残しました。
その後また行方が分からなくなりましたが、1964年に再発見されるまでロチェスターには1943年からずっと住み、様々な職業を転々としていたそうです。
再発見された彼はギターも無く、既に音楽を辞めていたのでギターと歌の勘を取り戻すのにしばらく時間が掛かりましたが、数々のレコーディングを残し、その迫力ある演奏っぷりは映像にも収められました。
このフェリーマンは、そんな興味深い歴史を持つロチェスターの船乗りが着ていたセーターをイメージしています。
1988年に亡くなるまで流転の人生を送ったサン・ハウス。
船乗りよりも厳しい荒波や強風を乗り越え続けた人生だったかもしれません。
このセーターは、南米ペルーのチチカカ湖の浮島に住む‟ウル族”が飼育した羊のアンデス・ウールを使用しています。(ウール100%)
毛糸は機械で紡がれていますが、編みの工程はペルーのおばちゃん達の手作業にて機(はた)で編まれています。
やや緩めに編まれているのでソフトな肌触りで、あまりチクチクしません。
首周りは若干ボートネック気味で、ヒジの部分がエルボーパッチ風に色が切り替えて編んであるのも特徴です。
裾には、ロチェスター(Rochester)の頭文字の‟R”とイカリを組み合わせたデザインのフェルトのパッチが縫い付けてあります。
※緩めに編まれているので、引っ張ると多少伸びます。
※着用画像は身長170cm、体重63kg、胸囲91cm、ウエスト82cmの体型の者が、Mを着ています。
(伸びるのでタイトめにSを着てもいいですが、好み的に緩めに着たかったので若干大きめのMを着てみました。また、普通に洗濯しようと思うので、私物もMを着ています。)
※着用画像で合わせているアイテムは、ティンバークルーザー・ブリーチーズのカーキです。
(セーターの中にはサーマルのロンTと9分袖Tシャツを着ています。)
■ サイズ表 ■ |
||||
肩幅(shoulder) | 身幅(chest) | 着丈(length) | 袖丈(sleeve) | |
S | 40cm | 49.5cm | 61cm | 59.5cm |
M | 46cm | 56cm | 67cm | 60.5cm |
L | 50.5cm | 60cm | 73.5cm | 62cm |
--cm | --cm | --cm | --cm |