ヒッピームーヴメント全盛期の60年代末,その中心地サンフランシスコから全く新しいレザーファッションが誕生しました。その代表ブランドの1つに“イースト・ウエスト”があります。この“イースト・ウエスト”,実は楽器店だったのですが,ステージ衣装的なカスタムメイドのレザージャケットの製作・販売を始め,その評判はみるみる広がって有名ミュージシャンの間でも人気のレザーブランドとなりました。愛用者の中には,かのM・ジャガーや,J・ジョップリンもいました。
こちらの“リトルウィング”と名付けられたレザージャケットは,“イースト・ウエスト”の“ウィンチェスター”タイプを元に,ブートレガーズ流にアレンジが加えられたモデルです。
一般的に“イースト・ウエスト”はカウハイドを使用していたのに対し,こちらにはブートお得意のゴートスキンを使用しておりますが,従来のブートのゴートスキンに比べ薄めのゴートスキンをこのジャケット用に開発。春や秋にTシャツ系の上から軽く羽織れる雰囲気に仕上げられています。
裏地は個性的なカラーのフェイクファーを使用し,ロック的かつ怪しい雰囲気を演出しております。
ハンドポケットの中は無地のコットンフランネルを使用しています。
ジッパーは使い易いウォルデスを使用。
衿の裏には当時のウィンチェスターと同様マリファナなどを入れていた隠しポケットが付いていますが,ブートではあえてポケットの存在を知らすかのように,ダイヤチェーンがさりげなく見えるように取り付けてあります。
またステッチは,このシリーズ用にパープルの綿糸を作り使用しております。
このジェイド・グリーンは一見キツイ色に見えますが,デニムのパンツなどとの相性が良く,着てみると意外とすんなり着れる色です。春の雰囲気にもピッタリですね。
ちなみに一番下の写真は,タマルパスのブルーグリーンと比べたものになります。
このジャケットの名前“リトルウィング”は,おそらく衿の形状や,バックヨークのデザインからイメージされ名付けられたものでしょうが,勿論J・ヘンドリクスの名曲に由来するのでしょう。トツトツと始まり,一気に伸び上がるギターサウンドと彼のヴォーカルは,小さくても力強く,そしてどこまでも高く舞い上がる小さな羽ばたきを感じさせる名曲です。E・クラプトンなど多くの有名ミュージシャンにもカヴァーされていますが,個人的にはS・レイ・ヴォーンのプレイが最高です。ギターとJ・ヘンドリクスと真正面に対峙している彼の真摯な姿勢が感じ取られ,彼の優しさや彼独特の豪快さも感じ取れる名演奏です。
ふと思うのですが,J・ヘンドリクスやS・レイヴォーンの“リトルウィング”,そのプレイから“スカイドッグ”とあだ名されたD・オールマン,名曲“フリーバード”のレイナードスキナード,皆絶頂期に若くして亡くなったミュージシャン達ですが,皆“空”をイメージさせる曲やあだ名を遺していますね。不思議なものですが,若くして天空に旅立った彼らへの我々の思いが,彼らと空を結びつけているのかもしれません。よく晴れた日に空を見上げながら彼らのプレイを聴くと・・キます。
そして,我々も自分の小さな羽根で力強く,どこまでも遠く高く飛んでいきたいと想うものです。
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■ サイズ表 ■
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肩幅 |
身幅 |
着丈 |
袖丈 |
| 34(XS) |
42cm |
45cm |
52.5cm |
63cm |
| 36(S) |
44cm |
47cm |
54cm |
64.5cm |
| 38(M) |
46cm |
49.5cm |
56cm |
66cm |
| 42(L) |
50cm |
52.5cm |
58.5cm |
67.5cm |
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