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Richard Brautigan

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3月にボーズグラッドラグスの夏物新作展示会に行った時のことですが、数々の魅力的な新作の中に、個人的に「おっ!」と思ったのが、アメリカの詩人、小説家の‟リチャード・ブローティガン”ネタのTシャツでした。
そして久しぶりに彼の著作、
‟アメリカの鱒釣り”を引っ張り出してきて再読したのですが、初めて読んだ時と同じ印象で、やっぱり訳が分からない。けど面白い。
続いて彼の著作‟芝生の復讐”
も引っ張り出してきて、再読するに至っています。

私は本の作家さんとかあまり知らないのですが、本を選ぶ基準は、本屋さんでまずタイトル名に集中します。
なんとなく心に引っ掛かったタイトルの本を見つけたら、次に表紙を見て、表紙の印象が悪くなければ、作家のプロフィールを参考にして、それからパラパラっとページをめくって、あまり読むのが難解ではないようだったら、大抵購入します。
‟リチャード・ブローティガン”のことは全く知らなかったのですが、何年か前の夏のとある日、本屋さんで‟アメリカの鱒釣り”という魅力的だけどなんかちょっと不思議なタイトルの本に目が留まって、まずそのタイトルから映画‟リバーランズ・スルー・イット”ような川と釣り人の美しい光景が目に浮かびました。
しかもアメリカの作家さんだし、期待は膨らみました。
表紙を見たら、「あれ?なんかちょっと想像と違うぞ?でも多分タイトルとは全く関係無さげなこの写真の人物がこの作家さんの写真なんだろう。」と思い、プロフィールを見たら、このように書いてありました。
‟1935年ワシントン州タコマ生まれ。’56年、ケルアック、ギンズバーグらビート・ジェネレーションの作家が集うサンフランシスコへ。だが彼らとは一線を画し、7年におよぶ詩作の時間を過ごす・・・(略)・・・ブローティガンは一躍カウンターカルチャーのイコン的存在となる。・・・(略)・・・’84年ピストル自殺。”と。
‟アメリカの鱒釣り”が刊行されたのが1967年というまさにフラワームーヴメントの幕開けの年だし、かつカウンターカルチャーのイコン的存在というのも大いに興味をそそるし、ビートジェネレーション作家とは一線を画す、というのがかなり気になります。
ってことで即購入。
いざ読んでみたら、読みやすい文章なのに、なんだか訳が分からない。
途中で意味を知ろうとすること自体が無駄に思えて、とにかく流れるように読み進めていくと、具体的な内容も頭に残らない不可思議な物語なのに、比喩表現や言い回しが面白くて、所々笑え、読み終えた頃には何故か心地良さがうっすら残り、気が付けばすっかり彼に惹かれていました。
その後、立て続けに彼著作の他の本、‟西瓜糖の日々”と、‟芝生の復讐”も読み、お気に入りの作家さんの一人になっていました。




特にお勧めという本ではありませんが、どれもページ数の少ない本ばかりなので、気が向いたら試しにどれか1冊手に取ってみて下さい。
こんな変な文学があるんだと、ちょっと世界が広がるかもしれません。
(きっと「なんじゃこれ。」と思うでしょうが、御勘弁を。)
そして、近々入荷予定のボーズグラッドラグスの新作Tシャツに御期待下さい。

 

2020-05-10 17:29:00